医療・福祉の資格

薬剤師のプラスアルファ資格おすすめ12選 難易度や料金も解説

薬剤師になるためには、薬学部を卒業して国家試験をパスする必要があります。

簡単な道筋ではなかったと振り返る薬剤師の方は多いでしょう。

薬学部が6年制になった最近は、薬剤師になるのはより大変になったと言えます。

そんな中、めでたく薬剤師の資格を取得して現場で勤務を始めた方は、人生の一大イベントを終えてほっと一息をつく方が多いです。

せっかく勉強地獄から脱出したのですから、少しくらいは息抜きも必要ですよね。

ただし、薬剤師という職業は(もちろん薬剤師に限ったことではないのですが…)現場にいる限り勉強の毎日

患者さんとの交流や医師・取引先とのやりとりで学ぶのはもちろん、薬剤師免許にプラスアルファで資格を取得するのを求められることも多いです。

今回は、薬剤師免許をお持ちの方が次に目指すことを求められる資格や、活躍のフィールドを広げるためにおすすめの資格を紹介していきます。

管理人・茜
薬剤師の強みを活かせる資格をご紹介♪
薬剤師のおすすめプラスアルファ資格
~定番編~
資格名難易度内容取得
研修認定薬剤師新薬や新しい制度を学ぶMPラーニングなどのe-ラーニングで学ぶ
認定・専門薬剤師病院に勤務している薬剤師向け日本病院薬剤師会認定の研修の受講や実績が必要
認定実務実習指導薬剤師学生の指導に必要な資格・認定実務実習指導薬剤師養成ワークショップ
・認定実務実習指導薬剤師講習会
研修を受講
~ハーブ・サプリ編~
資格名難易度内容取得
メディカルハーブカウンセラーハーブによるリラックス効果などを学ぶSARAスクールのハーブ講座を受講
ハーブインストラクター幅広いハーブの知識を学べるSARAスクールのハーブ講座を受講
薬膳漢方マイスター薬膳の知識全般を学ぶフォーミー 薬膳漢方マイスター資格取得講座を受講
ヘルスケア・サプリメントコーディネーター初心者向けのサプリメントの知識を学ぶヘルスケアサプリメントコーディネーター資格講座を受講
~キャリアアップ編~
資格名難易度内容取得
ケアマネジャー国家試験 要介護・要支援の方の制度、提案方法を学ぶユーキャンなどの通信講座を受講し受験する
公認心理師国家試験 心理に関する支援を要する者の心理状態の観察、分析する方法を学ぶ大学の心理系の学部を卒業、同じく心理系の大学院を卒業
臨床心理士人間の“こころ”の問題にアプローチする方法を学ぶ指定の大学院か専門職大学院を卒業し受験
メンタル心理ヘルスカウンセラー資格心理学の基礎知識を学ぶSARAスクールの心理カウンセラー講座を受講
メンタル心理インストラクター資格相談援助知識カウンセリングに関わる倫理などを学ぶSARAスクールの心理カウンセラー講座を受講

薬剤師がプラスアルファで資格を取得する必要性

薬剤師は、この資格単体でも十分に「食べていける」資格の部類に入ります。

新卒の初任給などを見ると、同世代よりも高額なことが多く、忙しい職ながらも困窮するようなことはほとんどありません。

それにも関わらず、薬剤師は更なる自己研鑽と資格取得を求められます。

いったいなぜなのでしょうか。

薬剤師がプラスアルファで資格を取得したほうが良い理由を考えていきます。

新しい制度や考え方に置き去りにされないため

いきなりマイナスな理由から述べていきます。

薬剤師を取り巻く環境や、薬剤師が社会から求められる役割は、近年大きな変化を迎えています。

一昔前は、薬剤師は調剤室からほとんど出てこず、薬のことだけ考えていられる職業でした。

しかし最近は、在宅医療やかかりつけ薬剤師などさまざまな制度が新設され、患者さんと接さなければならない状況が増えてきています。

自分が所属している企業が新しい制度を採り入れる際に、大切になるのはそれを実行できる人材。

たとえば薬局薬剤師がかかりつけ薬剤師になるためには、後述する資格のうちの1つ、研修認定薬剤師という資格を取得している必要があります。

このとき、研修認定薬剤師の資格をすでに保有している薬剤師は企業から重宝されますが、資格を取得する気がない薬剤師はかかりつけ薬剤師という新制度の面では役に立ちません。

このように、資格を取得するということは自分にとってプラスになると同時に、資格を取得しないことで、現場で活躍できない人材と断じられてしまうリスクが生じるようになります。

スキルアップのため

研修認定薬剤師などの新制度のために必須の資格はもちろん、それ以外の薬の知識につながる知識や資格を得ておくことは、薬剤師としてのキャリアアップに役立ちます。

たとえば、サプリメントの資格を取得しておけば、ふいに患者さんに

「こういうサプリメントを使っているんだけど飲み合わせは?」

「こんな病気だけどいいサプリメントってあるかな?」

と聞かれても自信を持って答えることができます。

案外、患者さんは薬剤師が医療や健康についてなんでも知っていると思っている節があるため、容赦なく質問されたという経験は多かれ少なかれあるはず。

専門外の質問は答えられなくても仕方ないですが、できる限り深く相談に乗るためにもなるべく期待に応えてあげたいところですよね。

さらに、「こんな資格も持っている」というのは転職活動の際に役に立ちます。

もし同じ転職先を狙う薬剤師のライバルがいたら、プラスアルファで資格を取得している薬剤師の方が武器は多いと言えます。

資格といってもさまざまな種類や難易度がありますから、仕事の忙しさやモチベーション次第で自分にとってプラスになる資格を選びましょう。

趣味と実益を兼ねるため

薬剤師としての個人の強みは、就職先に困らないということだけではありません。

薬と健康の知識というのは、自分や家族にとっても手助けになることが多いです。

薬剤師になった途端、家族や友人から

「この薬って飲んでいいの?」

「おすすめの薬は?」

など聞かれたという経験がありませんか。

「薬剤師の家族」「薬剤師の友人」というのは薬剤師が思っている以上に便利なようです。

そこで、薬の知識に加えてその他の医療・健康について学ぶことで、自分や周囲のためにさらに役立てていくことができます。

幸い、薬の知識や基本的な栄養学について、または薬理学・病態学については十分なものをもっているため、その知識をもとに学んでいくことで初心者よりもスムーズに資格の取得などを行うことができるでしょう。

もちろんプライベートだけでなく仕事で役立てることもできるので、興味がある分野の資格に趣味と実益を兼ねて挑戦してみてはいかがでしょうか。

在宅で学べるなどカジュアルな形式のものも多くあり、普段の業務が忙しい方でも安心です。

薬剤師のおすすめプラスアルファ資格~定番編~

まずは、「現場に出たら次に目指すのはこの資格!」というくらい王道の資格を紹介します。

すでに現場で勤務している方にとっては、これらの資格はよく耳にするものでしょう。

研修認定薬剤師

特に調剤薬局に勤務している薬剤師にとって、「認定薬剤師」はまず目指す資格ではないでしょうか。

薬剤師免許は特に更新のない一生モノの資格ではありますが、日々新薬が研究されておりどんどん発売されていることや、医療・保険制度が毎年のように更新されていくことから、自己学習を進めていくことが前提とされています。

研修認定薬剤師制度は、新薬や新しい制度、時代に即した新しい薬剤師の役割を学んでいく、現場の薬剤師のための制度。

集合研修や通信教育などを履修するともらえる単位を40単位集め、申請することで研修認定薬剤師となることができます。

研修認定薬剤師となった後も、3年間で30単位(各年5単位以上)を取得し、更新していく必要があります。

まさに「生涯学習」のツールともなり得る制度と言えるでしょう。

「集合研修なんて…普段仕事をしているのになかなか通えない…」

「費用がけっこうかかりそう…」

と思われる方でも、「MPラーニング」などのeラーニングを利用すればスキマ時間でも進められるので安心です。

費用も集合研修で40単位を目指すよりは安価です。

また、新しい制度「かかりつけ薬剤師」になるために必須の資格ですので、会社から取得するようにと指示があれば費用の補助をしてくれる場合も。

会社としてeラーニングのサービスを利用しているケースも多いですので、勤務先にぜひ確認してみてください。

認定・専門薬剤師

日本病院薬剤師会が認定している資格で、こちらは病院に勤務している薬剤師向けの資格。

先ほど紹介した薬局薬剤師向けの研修認定薬剤師は広く学ぶことが求められますが、病院薬剤師向けのこちらは狭く深く学ぶことが求められます。

たとえば認定薬剤師も領域別で、「がん薬物療法認定薬剤師」「感染制御認定薬剤師」など1つのジャンルについて深く知識をつけていくことに。

認定薬剤師となるためには、研修を行うだけではなく薬剤師経験が5年以上求められたり、実際に患者さんと接して管理指導の実績を積んでいたり、試験に合格している必要もあります。

認定薬剤師として実務経験を積み、研究実績が認められると上位資格の「専門薬剤師」となります。

各ジャンルの専門薬剤師はもちろん、認定薬剤師となるのもかなり高いハードルがあると言えますので、もし取得できたのなら大幅なキャリアアップが叶うかもしれません。

認定実務実習指導薬剤師

上記2つの資格と少し系統の違う資格ではありますが、こちらも現場で勤務する薬剤師にはメジャーな資格の1つ。

ご存知の通り現在薬学部は6年制であり、5年次に病院・薬局それぞれ2.5か月ほどの実務実習が行われています。

このとき、現場の薬剤師が学生を指導するのに必要な資格が認定実務実習指導薬剤師です。

資格取得自体はそこまで難しくなく、「認定実務実習指導薬剤師養成ワークショップ」「認定実務実習指導薬剤師講習会」の2つの研修を受講し、修了することのみ。

試験などはありませんが、6年ごとに更新研修を受けて更新していく必要はあります。

薬剤師の間ではとても人気で、「研修の予約が全然取れない!」という声もよく聞かれる資格です。

薬剤師のおすすめプラスアルファ資格~ハーブ・サプリ編~

ここまでは少しお堅めの資格を紹介してきましたが、ここからは趣味と実益を兼ねた資格とも言える、ハーブの資格。

薬剤師は薬や栄養学については学んでいますが、民間療法に近いハーブや話題のサプリメントなどの知識は意識的に学ばなければならず、特に知識がなければ患者さんの質問にすぐに答えることができない場合がほとんど。

「薬剤師ならサプリメントのこともなんでも知っているはず」と思っている患者さんは少なからずいるため、ハーブやサプリメントについて学ぶのはおすすめです。

メディカルハーブカウンセラー・ハーブインストラクター

忙しい方にこそおすすめしたいのが、通信講座などを用いて在宅で取得できる資格。

そのうちの1つが、メディカルハーブカウンセラーです。

通信講座を多く取り扱っている「SARAスクール」で学習・取得できる資格で、その名の通りメディカルハーブについての資格。

ハーブの基礎知識・ハーブティー・ハーブ料理・ハーブコスメ・ハーブクラフトなどの幅広いハーブの知識を学ぶことができる講座が特徴です。

しかも、1つの講座で2つの団体が認定しているハーブの資格を目指せるというのだから驚きです。

日本メディカル心理セラピー協会という団体が認定しているメディカルハーブカウンセラーのほか、日本安全食料料理教会という団体が認定しているハーブインストラクターも同時取得が可能。

通常は講座修了後に試験を受験する必要があるものの、SARAスクールのプラチナコース(79,800円)で学ぶことで、講座修了+課題提出で2つの資格が自動取得できてしまいます。

「普段の勤務でヘトヘト…」という方にぜひおすすめしたいハーブの資格です。

SARA ハーブ講座公式HP

今すぐ在宅で資格取得!

スパイス&ハーブコンサルタント

もっとお手軽なハーブの資格として紹介したいのが、スパイス&ハーブコンサルタント

こちらはハーブの知識に加えて、調理時に使用するスパイスやハーブティーについての知識を学べる、比較的カジュアルな講座&資格です。

職業として役に立てるというよりは、スパイスとハーブに関する雑学的な内容と言えます。

「フォーミー」という通信講座で学習&資格取得まで進むことができるものなのですが、他の通信講座と異なるのがスマホを用いた学習であること。

通信講座といえば紙のテキストが送られてきて、提出課題やメールでの質問などを利用し、時に動画で学ぶ…というイメージですが、「フォーミー」の講座はこれら全てがスマホで完結します。

テキストはWEBで読む形式ですし、講座修了後の試験もスマホで行います。

在宅で学べるというのはもちろん、休憩時間や移動中でも進めやすい講座なので、机に向かっている時間が一切ないという方でも取り組みやすいでしょう。

この資格に限らず、「フォーミー」は全てスマホで完結する資格ですので、学習意欲が高い方はぜひ挑戦してみてくださいね。

スパイス&ハーブコンサルタントの費用は試験込みで34,100円ですが、「フォーミー」では月額3,980円で資格を取り放題のサブスクも実施しています。

フォーミーハーブ&スパイスコンサルタント講座公式HP

※資格取り放題プラン初回980円で受講できます

ただしサブスクの場合は注意点もあるので気になる方はコチラを確認ください。

薬膳漢方マイスター

こちらもスパイス&ハーブコンサルタントと同じく、「フォーミー」の講座で取得できる資格です。

薬剤師として薬膳については知っておきたいと思いつつも、なかなか日々の業務が忙しいと手が回らない、なんてこともありますよね。

漢方の知識はもちろんありますが、それを食に取り入れる薬膳の知識まで得ていると東洋医学については薬剤師としてワンランク上であると言えるでしょう。

本を読んでいる時間も惜しい方にとって、薬膳についてスマホで学べるフォーミーの講座は貴重です。

漢方についての知識も含まれているため、「こんなの知っているよ!」と思ってしまう部分もあるでしょうが、学生時代の復習も兼ねてじっくりWEBテキストを読んでみるのもおすすめです。

患者さんと話ができるだけでなく、ご家族の健康について考えていきたい方にも適している講座。

講座価格は試験込みで36,300円です。

例によってスマホだけで完結しますので、お忙しい方でもぜひ検討してみてくださいね。

フォーミー 薬膳漢方マイスター資格取得講座公式HP

※資格取り放題プラン初回980円で受講できます

そのほか薬膳の資格はさまざまありますので、気になる方はコチラをご覧ください。

ヘルスケア・サプリメントコーディネーター

日本ヘルスケアサプリメント協会が主宰する、比較的初心者向けのサプリメントの講座です。

初心者向けですので、ある程度サプリメントの知識がある薬剤師には物足りないかもしれませんが、現場で勤務している薬剤師は意外と最新のサプリメントについて知らないという方が多いです。

ですので、復習のためにもわかりやすい資格からチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。

薬学の知識があればサラっと流しつつ学べるため、時間がない方におすすめです。

栄養素の推奨摂取量などは、国家試験の試験勉強で頑張って暗記した方も多いですよね。何となく学生時代を思い出しつつ、昔の知識のブラッシュアップにもなります。

カロリー計算や必須栄養素なども生物分野の試験勉強を思い出す内容です。

こちらは通信講座ではなく、認定テキストで学び全国各地で行われているCBT形式のテストに合格することで資格を取得することができます。

認定テキストは3冊セットで9,800円、試験合格後に支払う認定料が10,800円です。

総額で考えると通信講座の資格よりもお得ですので、テキストで自分のペースを崩さず学べる方にはチャレンジしやすい資格と言えるでしょう。

ヘルスケアサプリメントコーディネーター資格講座公式HP

短期間でサプリのスペシャリストになれる

薬剤師のおすすめプラスアルファ資格~キャリアアップ編~

定番のプラスアルファ資格に加えて、比較的お手軽に取得出来そうなハーブ・サプリメントの資格を紹介しましたが、「もっとキャリアアップしたい!」「他の薬剤師と差を付けたい!」という向上心の強い方におすすめしたいのが、ちょっとハードルが高い資格。

忙しい業務の中で勉強するのが難しいため、もし資格取得まで進めれば周囲の薬剤師と差をつけることができるでしょう。

ケアマネジャー

ケアマネジャーといえば、介護の資格の中でも比較的上位の資格で、薬剤師とは無縁と考える方も多いのではないでしょうか。

しかし、実はケアマネジャー試験の受験資格のうちの1つに、「薬剤師として5年以上の実務経験を積む」というものがあります。(そのほか、医師や看護師も可能です)

医療・介護の現場で実務経験を積んだ方に開かれる道で、薬剤師からケアマネジャーには資格さえあれば転職することも可能です。

主に要介護・要支援の方の制度面での支援が主な仕事。

たとえば「独居で入浴が困難になってしまった」という利用者の方に、デイサービスの入浴支援を利用できるようにしたり、ヘルパーが訪問して入浴支援をしてもらうように手配する、というような人と制度を繋ぐ仕事をする職業がケアマネジャー。

現場で介護に携わるというよりは、主治医や看護師、ヘルパーの方と連携を取ったり、時にはリーダーとして指示する立場になります。

薬剤師として実務を行っていると、患者さんとの会話の中で「どんな不便があるか?」「何に困りがちか?」ということがわかるようになってきます。

薬剤師+ケアマネジャーの資格の組み合わせは、薬物治療の支援が強くなることをはじめ、意外と相性のいい資格同士であると言えるでしょう。

薬剤師がケアマネジャーになるためには、ケアマネジャー試験に合格し、所定の研修を行う必要があります。

研修は数日間とはいえ実地で学ぶことになるため、毎日忙しい方にとってはそこがネックになってしまうということが多いようです。

ケアマネジャー試験に関しては、おおむね毎年10月前後に行われており、試験日程は1日のみ。

各都道府県で行われているものの、勤務地の試験会場もしくは住所地の試験会場でしか受験することができません。

年に1回のチャンスになりますので、ケアマネジャーを目指す方はぜひしっかり勉強した上で臨んでくださいね。

試験勉強は、書店などで参考書がたくさん販売されているためそれらを利用するか、ユーキャンを利用して資格取得のための勉強を進めていくことができます。

「勉強なんて学生以来で自信がない」「計画的に進めていくのが苦手」という方は、無理なく勉強のスケジュールを立てて進められる、ユーキャンの講座を利用するのがおすすめですよ!

ユーキャンの講座は一括払い49,800円、標準学習期間はおよそ6か月です。

心理カウンセラー&公認心理師・臨床心理士

先ほども述べたように、薬剤師に求められる業務は大きく変わってきています。

薬やモノを相手とした対物業務中心から、患者さんと接してもっと良質な医療を提供すべきという対人業務中心という方針が強くなってきました。

そのような業界の情勢変化に置き去りにならないよう、薬剤師も調剤室の外に出て働くためのスキルアップを心掛けていく必要があります。

そこでおすすめしたいのが、心理学系の資格。

メンタルに不安を抱えた患者さんが増えてきていることはもちろん、患者さんに対するカウンセリングを実りあるものにするためにも、学んでおいて損はないでしょう。

メンタルケアに関わる人材として働くには、主に以下の2つの資格のうちどちらかが必要です。(もちろんどちらも持っているのでも可能です)

メンタルの資格

  • 公認心理師
  • 臨床心理士

公認心理師は、2017年から新設された心理学の国家資格で、もっともメジャーな道筋としては大学の心理系の学部を卒業し、同じく心理系の大学院を卒業すること。

すでに社会人の方でも目指すことはできますが、心理学とは関係が浅い大学の学部を卒業している場合、大学入学から再スタートする必要があるため、特に薬剤師の場合はあまり現実的ではない方法と言えます。

もう1つの資格である臨床心理士とは同じような仕事内容となる場合がほとんどですが、公認心理師は薬剤師と同じく特に更新のない一生モノの資格です。

一方、臨床心理士は以前から存在する資格で、日本臨床心理士資格認定協会という団体が主宰しています。

こちらは卒業する大学の学部に指定はなく、指定の大学院か専門職大学院を卒業することで資格試験の受験資格を得ることができます。

すでに社会人の方の場合は、こちらの資格の方がまだ現実的と言えるでしょう。

ただし、大学院に入学する必要があることから、生半可な覚悟では挑戦するのが難しい資格です。

こちらの資格は5年ごとに更新する必要があり、最新の知識を学び続ける必要があります。

上記2つのカウンセラー系の資格は、いずれも薬剤師として勤務しながら目指すのは難しいです。

そこで「権威ある資格は大変そうだけど、簡単に心理学について学びたい」という方は、SARAスクールの講座などを利用して学ぶのもアリでしょう。

SARAスクールには心理カウンセラー講座があり、プラチナコースの場合、最短1か月で心理学の基礎知識を学んで資格取得できるカリキュラムが特徴。

講座価格は79,800円です。

プラチナコースだと試験免除で

日本メディカル心理セラピー協会認定のメンタル心理ヘルスカウンセラー資格、日本インストラクター技術協会認定のメンタル心理インストラクター資格が取得可能!

もちろん完全在宅で学習できますので、お忙しい方でも始めやすいです。

SARA 心理カウンセラー講座公式HP

今すぐ在宅で資格取得!

忙しい業務をこなしながら学習を進めるコツ

ここまでおすすめの資格を紹介してきたのですが、薬剤師がプラスアルファで資格を取得するためには大きな壁乗り越える必要があります。

それは忙しさ

「薬科大学が多数新設」「薬剤師は飽和している」と言われ続けているものの、現場レベルだと何十年も前から人材不足が続いています。

それにはさまざまな理由はありますが、すぐに改善されるか?と言われると、不可能に近いでしょう。

無理のあるシフトで勤務したり、毎日数時間残業するという薬剤師が多い中で、さらにプライベートで資格を狙うというのは無理があります。

それでも、研修認定薬剤師をはじめとしたさまざまな資格を取得している薬剤師が多いのも事実。

どのように勉強時間を捻出していけばいいのか、考えていきましょう。

通信講座を利用する

もっとも簡単な方法は、それぞれの資格に対する通信講座を探すことです。

研修認定薬剤師など、基本的には対面での講義が前提のものだったとしても、例外として「MPラーニング」などの通信講座が利用できるケースも多数あります。

忙しい中で講演会に繰り返し出席するのは大変なのもあり、薬剤師が新たに資格を狙う場合は通信講座を選ぶ方が多いようです。

ハーブ・サプリメント関連のカジュアルな資格なら、さらに通信講座を利用するハードルが低いでしょう。

スマホでできるフォーミーやダブルの資格を狙えるSARAスクールなど、利用者のメリットが多い資格ポータルがたくさん存在します。

ユーキャンではちょっと難易度が高めのケアマネジャーを目指すこともできるため、チャレンジしたい方はぜひ利用してみてください。

いずれも在宅で学ぶことができるため、毎日忙しい薬剤師でも挑戦しやすいです。

ちょっとズルい方法も…

特に研修認定薬剤師や認定・専門薬剤師など企業から取得を推奨されている資格の場合、就業時間中に学習しやすいというメリットがあります。

本来は自己研鑽なので、プライベートの時間で学習すべきなのは間違いないのですが、いかんせん企業から「業務のために取得してくれ」とお願いされているため、就業時間中に勉強していても黙認してくれることが多いです。

ですので、もし許されるのなら中抜けなどのヒマな時間で学習を進めるのは効率のいい方法です。

また、多くは女性薬剤師のみが使える方法ですが、産休・育休中に資格を取得してしまうという方法もおすすめ。

通信講座ならお子さんを見ながらでもできますし、初産か上のお子さんが保育園や幼稚園に行っているのなら、産前休暇の6週間は完全に自分の時間に使うことができます。

育休中にケアマネジャーの実習に行ってしまうというツワモノになるのもいいかもしれませんね。

まとめ

薬剤師のおすすめプラスアルファ資格
~定番編~
資格名難易度内容取得
研修認定薬剤師新薬や新しい制度を学ぶMPラーニングなどのe-ラーニングで学ぶ
認定・専門薬剤師病院に勤務している薬剤師向け日本病院薬剤師会認定の研修の受講や実績が必要
認定実務実習指導薬剤師学生の指導に必要な資格・認定実務実習指導薬剤師養成ワークショップ
・認定実務実習指導薬剤師講習会
研修を受講
~ハーブ・サプリ編~
資格名難易度内容取得
メディカルハーブカウンセラーハーブによるリラックス効果などを学ぶSARAスクールのハーブ講座を受講
ハーブインストラクター幅広いハーブの知識を学べるSARAスクールのハーブ講座を受講
薬膳漢方マイスター薬膳の知識全般を学ぶフォーミー 薬膳漢方マイスター資格取得講座を受講
ヘルスケア・サプリメントコーディネーター初心者向けのサプリメントの知識を学ぶヘルスケアサプリメントコーディネーター資格講座を受講
~キャリアアップ編~
資格名難易度内容取得
ケアマネジャー国家試験 要介護・要支援の方の制度、提案方法を学ぶユーキャンなどの通信講座を受講し受験する
公認心理師国家試験 心理に関する支援を要する者の心理状態の観察、分析する方法を学ぶ大学の心理系の学部を卒業、同じく心理系の大学院を卒業
臨床心理士人間の“こころ”の問題にアプローチする方法を学ぶ指定の大学院か専門職大学院を卒業し受験
メンタル心理ヘルスカウンセラー資格心理学の基礎知識を学ぶSARAスクールの心理カウンセラー講座を受講
メンタル心理インストラクター資格相談援助知識カウンセリングに関わる倫理などを学ぶSARAスクールの心理カウンセラー講座を受講

今回は、薬剤師におすすめのプラスアルファの資格を紹介しました。

どうか「薬剤師免許を取得するだけでかなり大変だったのに、まだ勉強か…」とげんなりしないでくださいね。

薬剤師になってからの勉強は、周囲から強要されるという側面はなく、自分が勉強したい・知りたいと思う内容を学ぶことができる、贅沢な学びです。

企業の方針で資格を取得することになっても、多くはどんな講座でどんな内容を学ぶかは自分で決められることがほとんど。

やりたくないこと、興味のない内容は基本的に無視して問題ありません。

もし時間がないことがネックで勉強しにくいのなら、通信講座やわかりやすいテキストでの自己学習がおすすめです。

仕事が忙しくても、自宅に帰って家事や育児に追われていたとしても、独学なら自分のペースで進めていくことができるからです。

普段時間に追われているのに、勉強にまでたくさんのリソースを割けないというのは当然のこと。

お忙しい方にこそ、独学での資格取得はおすすめです。

 

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