これからの時代に役立つ資格とその理由 おすすめ資格15選

「これからの時代に役立つ資格ってどんなものがある？」

資格を取得しようとする際、あなたの興味ややりたいことにマッチしているかどうかがまず大切。

ですが、どうせ取るなら時代に合った、需要のある資格にしたいものです。

今回は、これからの時代に役立つ資格を5つのカテゴリーに分けてご紹介します。

全部で15選！充実のラインナップでお届けしますので、目次から一覧をご覧になり、興味のあるところにジャンプしていただくのもおすすめです♪

※難易度については、合格率が

を目安に表示しています。

では早速見てまいりましょう！！

医療系資格

はじめにご紹介したいのが、医療系の資格です。

少子高齢化が進む中で、人々の健康を守るために医療系の資格のニーズは高まるばかり。

またストレス社会で心のケアに関する注目も集まってきています。

登録販売者

登録販売者とは、第二類・第三類医薬品の販売ができるようになる資格。

一般に私たちがお店で手にとって購入できる医薬品のほとんどは、この第二類・第三類にあたります。

登録販売者の魅力は「お薬を身近に買えるように」という世の中の流れとともに活躍の場が広がっていること。

お薬を買うのは昔ながらの薬局・薬店ばかりではありませんよね。

お薬の専門家といえば本来「薬剤師」なのですが、薬剤師が在籍していなくても登録販売者がいれば一般医薬品なら販売できるということ。

そのため多くの企業が、この登録販売者を求めているのです！

登録販売者の試験は年1回、都道府県ごとに実施されています。

出題範囲は共通しているものの、都道府県によりたまたま出題傾向が変わったり、難易度が変わったりすることも。

医療事務

医療事務とは、病院での「レセプト作成」「診療報酬請求」など、病院特有の事務手続きを習得するための資格。

ただし病院での仕事内容は、受付や電話応対、患者さんの対応やお掃除そして事務処理など多岐にわたります。

医療事務の魅力は、女性が比較的働きやすい環境が整っていること。

病院・クリニックは全国にたくさんあり、家族の転勤にともなう引越し先でも「資格」や「実務経験」をアピールすれば再就職しやすくなります。

採用する側も女性を想定しているため、「子育て後の社会復帰歓迎」と記載された求人も。

40代や50代といった世代が活躍しているのも特徴の1つです。

医療事務の試験ですが、実は複数の民間団体が独自に資格試験を実施しています。

このほかにも医療事務関連の資格はまだたくさんありますが、上記の資格はオススメ。

そこで扱っている資格は、基本的にたくさんの人が受験する人気の資格ですので間違いありません。

心理カウンセラー（公認心理師）

心理カウンセラーとは、心理学に基づいて人々の心に向き合い、カウンセリングによってそれぞれが抱える悩みや問題を改善に導いていくための資格です。

心理カウンセラーの魅力は、日本でも「カウンセリング」の必要性が認識されつつあり、今後の活躍が期待できること。

例えば学校では、かねてより不登校やいじめ、問題行動などが起きていました。

そこで、心の根本にあるものを探り出してより良い方向へ導いてあげる、そんな「スクールカウンセラー」を専門職として配置するようになってきています。

心理カウンセラーの試験は、前項の医療事務と同じく複数の民間団体がさまざまな資格試験を独自に実施している状況。

中でも心理カウンセラー資格として確固たる実績を持つのが「臨床心理士」です。

こうした中、心理系資格としては日本初となる国家資格が誕生しました。

「公認心理師」という名前で2017年にスタートしたばかりの新しい資格です。

公認心理師になるには大学や大学院で学ぶことが必須となります。

ですが資格を取得できれば先ほどのスクールカウンセラーなどプロの心理カウンセラーとして活躍する道が開けるでしょう。

ところでその他の民間資格についてですが、例えば通信教育の講座の中に心理カウンセラーの資格を取得できるものが多数あります。

こうした民間資格は、就職の武器という点では前述の「臨床心理士」「公認心理師」に比べてかなり限定的となってしまいます。

その代わり、次のような活用方法が考えられます。

例えば「お客様窓口」「キャリア相談」「カウンセリング窓口」といった部署で働く方は、円滑に仕事を進める上で大いに役立つはずです。

いまではスマートフォンだけで受講、取得できる講座もありますので時間がない方はコチラを活用するといいですね。

介護・保育系資格

次に、介護・保育系資格をご紹介します。

高齢化社会や核家族化にともない、介護業界は常に人材を欲しがっています。

保育士も同様で、女性の社会進出に保育士の活躍は欠かせません。

資格を持つ優秀な人材なら、まず職に困ることはなくなりますよ。

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修とは、介護職として働き始める人むけに基本的な考え方や知識・技術などを学ぶことができる資格です。

介護の仕事のベーシックとなる部分を押さえることを目的としており、まさに『介護のファーストステップ』にあたる資格といえます。

介護職員初任者研修の魅力は、やはり介護業界でのキャリアに役立つこと。

この研修により、業界内でのキャリアパスのスタート地点に立つことになります。

ここからさらに「実務者研修」「介護福祉士」とスキルアップしていくことで収入UP。

将来に渡ってやりがいを持って働くことができるようになります。

もちろん体系的なスキルを身につけることで、実際の仕事のクオリティも高まるに違いありません。

介護職員初任者研修の内容としては、講義形式の座学や、実際に体を動かして学ぶ実技演習が行われます。

研修はトータル130時間と定められており、研修の最後には試験があります。

人々のお世話をするハートフルな介護職、少しでも興味があったら受講を検討してみては。

保育士

保育士とは、児童（乳幼児）の保育をしたり、その保護者に保育に関する指導を行ったりできるようになる資格。

身近にお世話になったことがある方は多いのではないでしょうか。

次項の「国家資格」カテゴリーでのご紹介ではありませんが、保育士は厚生労働省が管轄する国家資格です。

この保育士の資格を得る方法は大きく分けて2通り。

ここではこのうち2つ目の「保育士試験」の方についてご紹介しています。

保育士の魅力は、社会的ニーズがとても大きく全国どこにいっても働けること。

例えば結婚してパートナーの都合で転勤があっても、引越し先でも同じように就業が可能。

気力も体力も必要となる大変な仕事ではありますが、子どもたちの笑顔に触れたり成長を実感できたりといった「やりがい」が大きいことも魅力の1つです。

保育士の試験は、筆記試験と実技試験で構成されています。

筆記試験は8科目あり、その全てに合格して初めて実技試験に進むことができます。

次回の受験では不合格となった科目だけ受ければOK。

これならマイペースで資格取得を目指すことができますね！

また通信講座でも対策OK。

独学でもチャレンジ可能ですが、取得を目指したい場合は通信講座で知識を定着しましょう。

国家資格・国家検定

ここからは国家資格・国家検定をご紹介。

難易度が高めの資格がそろっていますが、そのぶん社会的な信用度も知名度も群を抜いています。

もともと国が必要として定めた資格ですから、社会的ニーズが大きいものばかり。

今回は特にオススメしたい資格を3点チョイスしました。

宅地建物取引士

宅地建物取引士とは不動産の売買や賃貸を手がける不動産会社にとって、なくてはならない資格です。

そんな宅地建物取引士の魅力は、国家資格の中でも特に就職に直結しやすいこと。

不動産会社はもちろんのこと、建設系や金融系でも重宝されるため就職の幅はグッと広がっていくでしょう。

宅地建物取引士の試験は年に1回。

合格率は10％台で推移しており難しいように感じられますが、老若男女誰でも受験できることから「とりあえず受験」の人も多いと考えられます。

しっかり対策をして本気で取り組めば、決して手の届かない資格ではありませんよ。

通信講座でも宅地建物取引士の講座をやっています。

年1回のチャンスを無駄にしないために通信講座を利用し、しっかり対策しておきましょう。

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーとは、人々の結婚・出産・定年退職といったライフステージを見据えて一人一人にぴったりのマネープランを提案できるようになる資格です。

これからの不透明な時代、多くの人にとって「自分のお金」は最大の関心事。
今後もファイナンシャルプランナーの活躍シーンは増えていくでしょう。

ファイナンシャルプランナーの魅力は、仕事だけでなく自分のためにも役立つこと。

各種保険や公的年金、それから税金のことなどお金まわりに強くなるため、仕事面では保険会社や銀行でより良い提案ができるようになります。

と同時に、スキルは自分にとっての資産設計にも生かされてくることに。

ファイナンシャルプランナーの資格には実はいくつか種類があります。

最初に目指したいのが、国家検定である「ファイナンシャル・プランニング技能士」。

この2級に合格し、日本FP協会の研修を修了すると「AFP」になることができます。

取得したくても時間がうまくとれずに悩んでいるかたは通信講座を利用してみては？

当サイトでは通信講座をうまく利用して取得した方へのインタビューを掲載しています。

気になる方は要チェック♪

社会保険労務士

社会保険労務士とは、企業における社会保険関連の公的な書類を作成したり、相談に乗ったりできるようになる資格です。

ですが仕事の範囲は社会保険だけにとどまりません。

人事関連分野のプロとして、就業規則や給与など、扱う内容は多岐に渡ります。

例えば「ブラック企業」という言葉をよく聞かれるようになりましたね。

企業がこのように揶揄されないように、法令を遵守したより良い労働環境になるよう、アドバイスしていくのが社労士なのです。

ますます複雑化していく労務管理のプロとして、社労士の存在意義はますます高まっていくに違いありません。

社会保険労務士の魅力は、独立・開業の近道となること。

個人で事務所を立ち上げることもできますし、あるいは税理士など他の士業の専門家とタイアップして、企業の顧問としてワンストップで対応していくスタイルも見られます。

もちろん、企業に勤務しながら人事部門などで資格を活かすことも可能です。

社会保険労務士の試験は非常に難易度が高く、労働関係の法律の知識が幅広く問われます。

ユーキャンでも社会保険労務士対策講座を取り扱っています。

しっかり学びたい場合はこちらをおすすめ！

 

IT系資格

続いてはIT系資格のご紹介です。

今後さらなる成長が期待できる分野ですから、是非チェックしてみて下さい。

ITパスポート

ITパスポートとは、ITを活用する全ての人にとって役に立つ、基礎的なIT知識を習得することができる資格です。

ちなみに「国家資格・国家検定」のカテゴリーでのご紹介ではありませんが、ITパスポートも国家試験となります。

ITパスポートの魅力は、これからのデジタル社会で必須となるIT知識を学べること。

とはいってもシステム開発者に必要となるような専門技術を学ぶわけではありません。

ITをどう活用するか？セキュリティ上の注意点は？

といった、いわば「使いこなし力」が問われる内容。

そのためあらゆる業種、あらゆる世代にとって有効な資格だと言えるでしょう。

ITパスポートの試験は「パスポート」という名の通り、これからの社会への門をくぐるため誰もが必要とする知識を問う、あくまで入門的な資格。

「私はパソコン系苦手で・・・」という人も沢山いますので、そこはご安心を。

通信講座を利用すれば、分からないところを質問できたり模擬テストがあったりと、サポートが万全。

安心して学習を進めることができますよ。

マイクロソフト オフィス スペシャリスト（MOS）

マイクロソフト オフィス スペシャリスト（MOS）はMicrosoft OfficeのExcelやWordといったソフトの利用スキルを証明できる資格。

一口にMOSといっても実は科目が細かく分かれており、それぞれ独立しているため必要とする資格だけをチョイスすることが可能です。

さらに、それぞれのソフトはバージョン毎に機能が異なるため、試験の方もバージョン毎に分かれています。

これらを使わない企業は無いといっていいほど普及しきっていますし、「PC作業の方は問題なさそうだな」と採用の際の判断材料にしてもらえるでしょう。

マイクロソフト オフィス スペシャリストの魅力は、やはりPCスキルが上がること。

「何となく使ってたけどこんな機能知らなかった！」なんてことも大いにあり得るので、受けて損はないはずですよ。

マイクロソフト オフィス スペシャリストの試験はPCを使った実技試験のみ。

実技というと緊張してしまいそうですが、試験自体はひんぱんに開催されていますので肩の力を抜いて挑みましょう！

受けたい時期にいつでも近くの会場で受験できる利便性の高さもMOSの魅力のひとつです。

こちらも通信講座で対策をしておくといいでしょう。

Webデザイン技能検定

Webデザイン技能検定とは、Webサイトのデザインはもとよりシステム開発やセキュリティ技術まで習得できる資格です。

こちらも「国家資格・国家検定」のカテゴリーではないのですが、国家検定の1つ。

合格すると「ウェブデザイン技能士」と名乗ることができます。

Webデザイン技能検定の魅力は、需要が高まっているWebサイトの制作スキルを習得できること。

まさにこれからの時代に成長が期待できる分野ですから、業界でのキャリアを考える方には受験する価値は十分にあるでしょう。

ですから資格取得と同時に、「自分にはどんなものが作れるか」が分かるポートフォリオの作成とセットで考えると有利ですよ。

Webデザイン技能検定の試験は3級から1級まであり、それぞれ学科と実技が行われます。

3級から始めると受験資格をクリアしやすいのでオススメです。

また取得後にWebデザインを勉強したい場合は通信講座を活用しましょう。

ヒューマンアカデミーではWebデザインの講座があります。

資格に負けないスキルを身に着けましょう。

その他のオススメ専門資格

ここまでのカテゴリーに入らないものにもオススメしたい資格は沢山。

美容系、語学系、事務系などなど、どうぞご覧になってみて下さい。

スキンケアアドバイザー

スキンケアアドバイザーとは、お肌のしくみや化粧品の成分といった専門知識から接客術までを習得し、一人一人にぴったりのスキンケア方法をアドバイスできるようになる資格。

スキンケアアドバイザーの魅力は、お客さんもあなた自身もキレイになれること。

お客さんそれぞれの悩みや自分自身のお肌に対して確かな結果を出すことができれば、お客さんからの信頼度UP。

ますます美容の仕事が楽しくなってくるでしょう。

また資格は専門スキルを持つことの証明となるため、美容業界で転職する際にアピールできるのも魅力の1つです。

講座の方は、医師監修の教材を使用した充実の内容。

カラーのイラストで分かりやすく、何より興味のあるスキンケアのことですから楽しく学習を進めることができますよ。

TOEIC

TOEICとは英語でのコミュニケーション能力を評価する世界共通のテスト。

日常生活での英会話からビジネスでのコミュニケーションまで、実際に使える「生きた英語力」が問われるのが特徴です。

英語系の資格としては「英検」もよく知られていますが、英検と並んでこのTOEICも非常に人気。

その理由に企業がさまざまなシーンでTOEICを活用していることが挙げられます。

こうしたことから、多くの人が学生のうちからTOEICを受けるようになっているのです。

ビジネス環境のグローバル化は今に始まったことではありませんが、今後もさらに日本企業の海外進出、そして海外からの日本参入は増えていくものと思われます。

TOEICの魅力は合否ではなくスコア（点数）で評価されること。
つまり不合格！と言われることがありません。

もちろん何回でも受験できますし、受験のたびに点数が少しずつ上がっていけば嬉しいですよね！

TOEICの試験はListening100問、Reading100問の計200問で構成されます。

気になるListeningもたっぷり100問設けられています。

テストの回数は比較的多く開催されていますので、焦らずに少しずつ高みを目指していくといいのではないでしょうか。

日商簿記

日商簿記は、企業の会計処理の実務について学べる資格。

「仕訳」という日々の記帳から始まり、集計してまとめる「決算」までの一連の経理実務、それから上位級になると財務分析などについても学んでいきます。

こちらは商工会議所が実施している「公的試験」にあたるため信頼性が高く、知名度も抜群。
ビジネス系資格の中でも根強い人気を誇っています。

簿記の知識は経理の実務者にとって必須となるのはもちろんですが、実はビジネスパーソン全般にも役立ちます。

なぜなら大企業から街の商店まで、あらゆる会社が簿記の考え方を基礎として会計処理を行なっており、会社やお店の運営には欠かせないためです。

日商簿記のレベルは初級〜1級まで。

このうち「評価されるのは2級から」と言われることもありますが、初めてチャレンジする方は3級でも全然構いません。

むしろいきなり2級にチャレンジして時間がかかってしまうなら、スムーズに3級をGETしまった方が有利になることもあるでしょう。

「これからの時代、経理ってソフトがやってくれるのでは？」

確かに日々の業務は会計ソフトが断然役に立ちます。

ですがソフトに指示を出すのはあくまでも「人」。

2級から取得する場合は勉強方法のコツや簿記資格取得のメリットなどまとめています♪

公務員（地方公務員）

公務員は大きく分けて「国家公務員」と「地方公務員」がありますが、今回はより身近な地方公務員をピックアップ。

地方公務員はいわゆる「役所」で働く職員のことで、都道府県庁や市役所、そしてそれらに関連する出先機関で働いています。
また警察官や消防士などの専門的な職につく公務員もいますね。

公務員の魅力はなんといっても安定性の高さ。

民間企業だと最悪の場合、急に会社がなくなってしまうこともあり得ますが、公務員の場合はそういった心配がありません。

もちろん財政状態によって待遇が下がったりすることはありますが、急に職場がなくなってしまうことは考えにくいでしょう。

職場の雰囲気は各自治体にもよりますが、どちらかというと昔ながらの体質を持っているところが多いようです。

やや堅苦しさはあるかもしれませんが、地域に貢献できるというやりがいもあり、また安定した職につけるということから公務員は常に一定の人気を保っています。

地方公務員になるためにまずチェックしたいのが、年齢制限。

おおむね20代までは比較的広く門戸が開かれているようです。

30代以降になると「キャリア採用」「社会人採用」などの枠からチャレンジすることになります。

公務員試験の詳細については全国共通ではなく、各自治体により異なるためよく確認する必要があります。

一般的には多くの科目から幅広く出題されることが多いため、通信スクールなどを活用して効率的に学習を進められることをオススメします。

まとめ

これからの時代に役立つおすすめ資格15選をご紹介してきました。

あなたが気になった資格はありましたでしょうか。

改めて今回ご紹介した資格をまとめておきます。

以上、オススメの資格15選でした。

これからの社会的ニーズの高い資格を賢く選んで、スキルアップに役立てていきましょう！

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