保育士で持っておきたい資格はなにがある？スキルアップするならコレ

子どもたちの成長を支える保育士。

様々な個性や家庭環境の子どもたちと日々向き合い、行事や事務仕事も…と多忙な日々かと思います。

と考えている保育士の皆さん、資格を取得してみてはどうでしょうか？

「そんな資格を取得している時間なんてない！」

通信講座を活用したり、短期間で取得できる資格を知れば、多忙な日々の中でも資格取得はできます。

この記事では、保育士の皆さんにおすすめしたい資格を、通信講座で取得できるものを中心にご紹介。

管理人・茜

子どもたちとの楽しい時間にも、仕事の効率化にも、資格はおすすめ！

中にはプライベートにつながるものも♪

【早見表】この記事で紹介している保育士で持っておきたい資格

今回紹介している10個の資格を表にしました。

気になる資格があれば先にジャンプ!

保育士が資格を取得するメリット

「保育士資格以外に、資格を持っていた方がいいの？」

保育士が資格を取得するメリットを考えてみましょう。

子どもの成長に活かせる技術が身に付く

保育士資格を取得している時点で、子どもの成長についてのプロである保育士。

さらに子どもに関わる資格を取得することによって、より専門性をもって子どもたちと接することができます。

この後ご紹介する資格の中では、例えばあそびうたリトミック認定講師では、子どもたちが大好きな歌の活動の中に、リズムや音感の育み方を取り入れることができ、より充実した活動ができます。

チャイルドコーチングマイスターでは、子どもとの信頼関係の築き方ややる気の引き出し方などを学べるので、子どもにより良い影響を与えられる存在に。

より自信をもって仕事ができる

資格取得に向けて勉強して、晴れて知識や技術の証明である資格を持つことで、自信につながります。

本を読んだり、研修に参加したりしてスキルアップしている人も多いかと思います。

そこからさらに、試験などをパスして取得できる資格は達成感も得られるのでおすすめですよ。

例えば、知育レクリレーションインストラクターは子どもたちへの活動の内容をより深く考えることができます。

保育士をしていると、様々な国出身の保護者や子どもたちと接することもあるので、TOEICで英語に自信をつけておくこともよりよい保育につながりそう。

仕事の幅が広がる

様々なニーズを持つ子どもと毎日接して、さらに行事や事務作業など多忙な保育士の皆さん。

「もっと効率よく仕事をしたいなぁ」とか「もう少し待遇の良い職場に転職しようかな…」とか考えることもあるのではないのでしょうか。

資格を取得することで、知識や技術が身に付くことで、よりスムーズに業務に取り組めることが期待できます。

さらに、転職やライフステージが変わる時にも、様々な資格を持っておくことで選べる職場が増えるかもしれません。

例えば、運動保育士の資格を取得していると、子どもたちの運動についてスムーズに内容を考え、安全性が高い内容も期待できます。

一見保育士に必要？と思うマイクロソフトオフィススペシャリスト（MOS）では、ワードやエクセルを使用した様々な資料やお便りなどを作成する際の業務の効率化が図れます。

管理人・茜

資格を取得することの魅力的なメリットが伝わったでしょうか？

何より自信をもって働く先生の姿は、子どもたちに伝わります。

保育の活動に活かせる！おすすめの資格

それでは保育士におすすめする資格を紹介していきます。

まずは保育の活動に活かせる資格4つ。

知育レクリエーションインストラクター【遊びながら頭を使える活動に】

保育園で実践されている様々な活動は、子どもたちの成長を促すもの。

知育レクリエーションインストラクターが実践するのは、遊びの中で「言葉」「数える」「形」「常識」「自然」という5つの要素からアプローチし、子どもの知性（IQ）と感性（EQ）を育むメソッドです。

自分で問題を解決する力や、セルフコントロールができる力を育むことにもつながります。

知育レクリエーションインストラクター資格は、一般財団法人日本能力開発推進協会が認定、キャリカレの通信講座を受講し、在宅試験をパスすることで取得できます。

テキストやDVD、要点をまとめながら学べるキャリカレノートで学ぶ知育レクリエーションインストラクター講座。

カリキュラムでは、知育の基礎から、言葉や数学、理科などの基本となる知育の方法、屋外や季節における知育レクの方法など、保育の現場で実践できそうな内容を学べます。

運動保育士【身体を動かして元気いっぱい成長】

運動保育士はNPO法人運動保育士会が認定している資格。

運動保育士は、発達段階に合わせた運動遊びを取り入れ、子どもたちを運動好きにするための知識や技能を習得できます。

運動保育士資格は、協会が実施している講座に参加し、カリキュラムを修了することで取得できます。

運動保育士には2つのコースがあります。

運動遊び実践コースは子どもの発達段階に合わせた運動遊びを提供するプロフェッショナルを目指すコース。

身体を動かしながら実技を学べます。

脳機能と発育発達コースは、脳の発育発達について知るコースで、運動とは少々異なるように見えますが、運動神経についてや、運動の適切な取り入れ方も知ることができます。

こちらはオンライン講義で習得します。

それぞれのコースを初級・中級・上級とステップアップできるようになっています。

取得方法や内容を見ていきましょう。

まずは誰でも取得可能な初級から。

中級を受講するためには初級の取得が必要です。

中級まで取得したら、上級にもチャレンジ。

脳の発達や発達障がいについても知った上で、運動遊びを提供できる保育士になることができる資格ですね。

運動が得意だから強みにしたいという人はもちろん、「運動が苦手…」という人でも取得することができます。

運動が苦手な子どもの気持ちに寄り添える指導もあったら、きっとその子は運動が好きになるきっかけをもらえることでしょう。

あそびうたリトミック認定講師【子どもたちとより音楽を楽しむ】

音楽に合わせて体を動かしたり歌ったりすることで、心身の成長にアプローチする活動として取り入れられているリトミック。

音感やリズム感などが育まれることのほか、身体を動かすことによる運動神経の発達やストレス解消につながったり、季節感を感じたりする活動にもなります。

あそびうたリトミック認定講師は、子どもたちに楽しくリトミックを行える方法を学べる資格。

一般社団法人国際あそびうた音楽協会の通信講座専用サイト「資格のオトキャン」で取得することができます。

あそびうたリトミック認定講師には、2級・1級があります。

通信講座では、活動にすぐ使える楽譜付きのテキストや、スマホで視聴可能な講義動画で学び、LINEで添削を提出。

資格認定試験は動画審査、在宅で、自分のタイミングで提出可能です。

自分の中であそびうたリトミックのイメージが、頭の中に浮かんでくるようになりました。いろいろなことをやってみながら、子どもを観察して、一方通行にならないリトミックをやっていきたいと思います。音やリズムをもっと柔軟に、色々な視点から楽しんでもいいんだ！ということを感じられる講座でした。

引用：あそびうたリトミック認定2級通信講座

実際にあそびうたリトミック認定講師の講座を受講した人は、保育で子どもに関わる仕事に携わっている人が多数。

音楽は、保育士も子どもと楽しく活動できるので、知識やバリエーションを増やして、より一緒に楽しみたいですね。

キャンプエキスパート【自然から食・住・遊を学ぶ知識】

え？保育士なのにキャンプ？と思いますよね。

屋外での活動も多い保育の仕事では、意外とキャンプの知識が役立つのです。

特に子供たちは外での活動や自然が大好き。

自然における食・住・遊の楽しさを知るとともに、安全に活動する知識にもつながるのでおすすめのキャンプエキスパート資格。

キャンプエキスパート資格取得講座はキャリカレです。

キャンプマスター田中ケンさんが全面監修したキャンプエキスパート講座。

テントの張り方や、アウトドアクッキングのほか、自然の楽しみ方やいざという時の対処方法なども学べるので、保育の現場でも活かせます。

もちろん、自身のプライベートの趣味にもつながるので、息抜きにもなりそうな講座ですね。

管理人・茜

子どもたちとの活動がより楽しくなりそうな資格4選でした。

取得して、子どもたちの笑顔を考えるとわくわくしませんか？

子どもの成長につなげる！おすすめの資格

次に紹介するのは、子どもの発達に関わる知識が身に付く資格3選。

子ども発達障がい支援アドバイザー【様々な特性を持つ子どもたちを支える】

子ども発達障がい支援アドバイザー資格はユーキャンで取得できる資格。

ユーキャンで開講している多くの講座の中で、2022年年間人気講座ランキングで4位と、とても注目されている講座ということが分かります。

発達障がいを持つ人への理解は近年重視されており、特に保育の現場では、幼児が集団行動をしてみて「あれ？」と気付くパターンが多いと言われています。

なので、保育に携わる人は発達障がいについての理解を深めるとともに、発達障がいのあるなしに関わらず、様々な個性を持った子どもたちに適した支援につながる知識を得られる講座です。

添削課題が3回で、3回目が修了認定試験になっているので、修了と同時に資格取得できます。

教材はテキストや指導の参考になるDVDのほか、実際の指導で使用できる絵カード48枚や、子どもの行動を記録する際に役立つ支援ワークブックもセットになっています。

発達障がいを持つ子どもも、そうでない子どもも、苦手分野がどうしてもあるものですが、ちょっとした支援の工夫で「わかった！」や「できる！」が増えるもの。

この資格取得で、そのような支援の幅が広がります。

チャイルドコーチングマイスター【子どもたちとのコミュニケーションに活かせる】

チャイルドコーチングとは、子どもが答えや解決策を考えることができるように導くコミュニケーションスキル。

「聞く」「質問する」「承認する」のコーチングの基本を子どもとのコミュニケーションに取り入れ、子どもの自発性や自己肯定感を高めながら信頼関係も深めることができるので、子どもと関わる仕事をしている人には注目のスキルです。

子どもたちも人間関係などで様々なストレスと向き合って生きていなければいけないことを考えると、ぜひ持っておきたいスキルですね。

そんなチャイルドコーチングの資格チャイルドコーチングマイスターは、資格のサブスクformieで取得できます。

formieは勉強も資格取得試験もスマホでできる上に、サブスクで受講できる通信講座です。

スマホだけで勉強ができるので、ちょっとした時間にすぐ学べるので、多忙な保育士にもありがたいですよね。

講座の個別購入も可能で、チャイルドコーチングマイスター講座は36,300円です。

食育アドバイザー【食の大切さをきちんと知っておきたい】

子どもたちが成長する上でとても重要な食事。

栄養バランスや食材の取り入れ方なども大切ですが、何より子どもたちには食べることを楽しんで成長してもらいたいですよね。

食育アドバイザーは、子どもはもちろん、大人にも食の大切さを伝える知識を身に付けられる資格。

キャリカレで学ぶことができます。

子どもたちとの時間の中でも食の大切さを伝えたいですし、子どもの食事で悩む保護者にもアドバイスできたら、保育士として信頼につながりますよね。

管理人・茜

子どもたちへの支援により深みが出そうな資格でしたね。

関わった子どもたちにはのびのび大きくなってほしいという願いの力になってくれる知識ばかりです。

その他、ユーキャンで取得できる食生活アドバイザーもおすすめです。

仕事効率アップ！おすすめの資格

ここから紹介する3つの資格は、どの職業でも活かせる資格ですが、保育士の皆さんにもおすすめしたい資格です。

マイクロソフトオフィススペシャリスト【マイクロソフトを使いこなして効率アップ】

マイクロソフトオフィススペシャリスト（MOS）はPCスキルを証明する資格。

MOS資格取得は独学でも可能ですが、各通信講座でも勉強することができます。

ユーキャンでもMOS講座があります。（一般レベル、上級レベル、Wordのみ、Excelのみの講座もありますが、ここでは一般レベルWord＆Excelの講座を紹介します）

ユーキャンでは最短1ヶ月で合格を目指すことができ、しかもお客様満足度が85.8％！

ユーキャンのテキストは分かりやすいと好評なので、「PCはあまり…」と苦手意識を持っている人でも取り組みやすいですよ。

MOSの試験は毎月実施されている全国一斉試験と、パソコン教室などで行っている随時試験があり、いずれも試験会場に行き、パソコンを使って受けます。

受験料は10,780～12,980円。（受験するレベルや内容により異なる）

パソコンスキルを持つことで、より自信をもって仕事に取り組めますよ。

TOEIC【英語ができる人は重宝される時代】

どんどんグローバル化が進む現代、子どもたちや保護者の中にも英語を話す人がいたり、英語の活動を取り入れたり、保育の現場でも英語スキルが必要な場面はさらに増えています。

英語の資格と言えばTOEIC。

TOEICには5種類の試験がありますが、ここでは一番ベーシックな「TOEIC® Listening & Reading Test」について紹介します。

TOEICは合否ではなく、スコアで評価されるテスト。

Listeningで5～495点、Readingで5～495点、計10～990点となり、スコアで英語スキルのレベルが分かるというもの。

レベルの目安はこちら。

履歴書に書けるのは500点以上、英語スキルが求められる企業の場合は600点以上が必要と言われています。

TOEICも独学でもチャレンジできますが、効率よく勉強する方法はたくさん。

まずはスマホで勉強できるスタディング。

スタディングは講義動画や、演習問題、模擬テストなどをスマホ（タブレットやPCでもOK）で取り組めるので、スキマ時間を活用できますよ。

初回講座を無料で閲覧することができますのでチェックしてみてください。

800点コースもあります。

ユーキャンにも対策講座があります。

ユーキャンはテキストやCD、問題集などの教材セットで、添削課題を提出しながら学習します。

3つのコースがあるので、自分の英語レベルに合わせて選択可能です。

パーソナルカラリスト【人の目を引く色使いのプロに】

最後に紹介したいのがパーソナルカラリスト資格。

壁面装飾や、子どもたちとの創作活動、発表会や運動会の小物などなど、子どもたちの活動のモチベーションになったり、子どもたちの表情をよりよく見せたりする時に、色の知識が活かされます。

パーソナルカラリストは独学でも取得可能ですが、おすすめはユーキャンのカラーコーディネート講座。

パーソナルカラリスト検定2・3級試験に対応した講座です。

カラーコーディネート講座では、見やすさや誘目性のある配色テクニックなどを学ぶほか、自分のパーソナルカラー診断を受けることもできます。

仕事にも、プライベートにも活かせる講座ですね。

色のセンスが良くなると自分も子どもたちもわくわくしますし、女の子たちの憧れの先生になれちゃいます。

管理人・茜

仕事の効率アップができたら、「デキる先生」として周囲からも一目置かれる存在に！

まとめ

資格を取得するのは大変に感じますが、取得した後の自分の姿を想像すると、「子どもたちとこういう活動をしてみたいなぁ」「効率よく仕事したらかっこいいなぁ」とわくわくしませんか？

最後に今回紹介した資格の一覧を。

ぜひ興味のある資格を取得して、「こういう保育士になりたい！」という理想を叶えてみてくださいね。